so-6 何十年前か?もう忘れそうな古いはなし・・・ 其の頃バブル全盛期で、売春ツアーと云うのが盛んだった。 其の時のおいろけ噺を書こうと思っていたのだが…、 古今亭志ん生のおいろけ噺のような語り口にはいきません?? 。生臭いのはお許しの上ご覧願います。 あの頃、韓国旅行・台湾旅行に女性禁制の?セットツアーが流行った。 遊びを知らないJIJI?に、BABAの弟が台湾旅行をプレゼントしてくれた。 旅館組合の旦那衆の寄り合いで、「都合が付かないから替りに行かないか??」と云うのだった。。。 ( BABAの実家は旅館で、弟は其処の社長… ) 嘘のような噺だが、現地に着いて、経験してみるまで? JIJIはそう云う仕組み?を まるで知らなかった。 ほんとに本当なのだ。 油彩スケッチを描いて来ると、一式準備に真剣なJIJIを義弟が何故か止めたが、読めなかった?? 台北空港に着陸… すぐに両替屋で日本円を台湾ドルに替え、喫茶店風?の店に行った。 やけに?ウエトレスの多い店だった(…女郎屋だもの!) 一人に一人づつ女性が侍はべり、コーヒーなどのサービスをする・・・ 馬鹿みたい!まだ解らないでいた。。。 伝票どおりのコーヒー代を、台湾ドルで払った。 そうでなくても、金銭感覚に疎いJIJIが、台湾ドルに両替したばかりで、 コーヒー代にしては?高すぎたのに気付かなかった。。。 後で解ったが、隣りに座った女性を買って、今晩の契約成立したのでありました。 HOTELに寛いで台湾語のTV放送を見ていたら、コンコンとドアがノックされた。 開けて見ると、昼間の女性だ〜 いくら鈍いJIJI(まだ若かった)でも気が付いた。 ツアー業者が、ホテルの部屋割りまで手配していたのだ… 此れから後のことは、恥ずかしながら、役立たず?! BABAの顔を思い出したら駄目だった。 其の時の全て、ナンにも覚えてない癖に、白い締まった腹と薄めの恥毛だけ焼き付いているのだ。。。 あの頃から思うと、本当に歳をとった… 蝦蟇の油の口上じゃ〜ないけれど 最近の己おのれの姿を見ると油汗の出る思いがする。 背中が丸くなった… 腹が出て来た… 膝が曲がって完全に年寄りスタイル・・・ 街を歩いていて、ショウウインドーに映る自分の姿に愕然とする。。。 台湾旅行のころはまだ若かった色気もあった。 さびしいね