yamahanapas

華(はな)  パステル30号
パステルは、クレヨン白墨の合いのこのような絵の具です。
描いたままでは、すぐ落ちてしまうので、樹脂液で色止めします・・・


有名な、ドガの「踊り子」がパステル画です。



 * この絵は今、私のコンピューターの先生の一人
:八杖正治氏が、ご所蔵して下さいます。
 m(_ _)m

 15年程前、交通事故  に会い、利き手の右手首を壊しました。
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其の時、ギブスをし・・・もう右は使えないかも??と
利かない左手で、訓練に描いた、想い出の一枚です。



利きかない左手で描く・・・と云う事は、
無意識に右手を、動かす習慣
に成ってた

私に、あらためて、良く見ること思い出させてくれました。



昭和六十年十二月、交通事故に遭う。
右手首を複雑骨折し一ヶ月余の入院生活を、
浦和市立病院に送る。。。
左手で、絵も描くにままならず、
   その間に自己流の俳句を試みました・・・ 
歳時記も無し、季語も知らない、
盲目そのものの作品・・・・
  一つの心の記録として、タイピングして置く・・
・・
利かない左手で描いた?  俳句です・・・

病床俳句<
院内寸景


寒烏 舞い丹沢の 紅の色

    寒あかね 絵を嵌めしごと 今朝の窓

   手で浚う 味噌汁の菜の 温き哉

   寒あかね 突き刺す如く 立つ欅

   病窓は 風吹き荒れて 朝たばこ

 寒菊や 患者の足裏 白き哉

      枯れいちょう 窓に筑波の 見えにけり

    積もらずに 溶けゆく雪や 蓬の芽

    牛乳瓶の 蘭ポトリ落ち 日脚のぶ

   欅木立 老婆たやすく 大根引く

 病室の 窓に草萌え 待つ退院

    日だまりも ラジオの音も 傷を射す

   まつわれる 汗にほぞかむ 長い夜

  不自由な 自在ストロウ 傷痛む

  緋の空を 切りて横切る 鳥一羽

    隙間風 オペ終わりたる ざわめきや

 初霜や 遥かに思う 手賀の釣

   小康の 日だまりで吸う 朝たばこ

 滲むごと 輝く廊下の 寒き夜

 丹沢の 影従えて あかね冨士

 退院の 朝新たなり 寒の冨士

   正月の 下駄の響きを なつかしむ

 熟柿を 空に散りばめ 白い山

 熟し柿 黒くたたずむ 冬の雲

老妻と 歩く旅路の 秋深し 




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は、絵描きの定番の素材で…私も沢山描きました・・・
その中のいくつかを、ご紹介します。

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田園の交響曲  水彩 4



青いビンの花 水彩 6号





山茶花 3号 額装


山茶花 水彩 


  水彩 





[閑話休題]   花を描いて見ると… 刻々と変化して、動いています… 
  魚を描く時と同じで、一気加勢… に仕上ます。
翌日まで、描くときは、初めの印象で、纏めないと
「花の姿」は、別モノです・・・
 ひまわりなど、その変化の少ないものが、時間をかける、油彩に、むいてます・・・
花びらの、透明さ…を描くのは、デッサンりょく??



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