あばたのヴイーナス　　　油彩１０号

わたしの　第１回個展　（東京近代美術クラブ）・会場
隣にいるのが、芸大・油彩科教授(退官）・田口安男氏（同窓生）
写真左に、「あばたのウィーナス」・・・

４０年前、会社（東映・宣伝部）に勤めていました。 自分の絵が描きたくて・・・家でも、会社でも、時間を惜しんで描いてました・・・ パレットの絵の具が、乾いている様では、良い絵は描けません。 もう、いまは・・・・それ程の情熱は・・・？？？

これは結構、自讃出来ます。下宿の夜、電灯光での製作でした。

若者に共通の願望…　親元を離れたくて… 一年ほど下宿生活をして見ましたが… 制限されず、絵は描けたけれど… 洗濯も、料理も出来ないナマケモノの、 私には続きませんでした。

あばたのウィーナス　　１０号油彩

この作品と同時に描いた 　「黒水仙」１０号は、
わたしの一生で
第一番…の作品だったと（？）今、思うのですが・・・

絵も写真も、残っていません・・・家内の実家のホテル火災で
焼失してしまったのです・・・・
無くなったから、なおソウ思えるのかも知れません・・・

黒水仙を偲ぶ：MEMO：
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あばたのV　　部分UP

あばたのV　　部分UP2




この絵の水仙だけを、１０号いっぱいに描いた作品でした。
ゴッホへの想いをはせた作品でした・・・
自分にテゴタエのある作品って、なかなか無いのですが、
黒水仙は、そのひとつだったのです。




この作品を描いた同じころ
東映本社（昔、京橋交差点にありました）の宣伝部にいました。
会社の屋上から描いた、懐かしい作品を２点、ご紹介します・・・




　　　第一生命ビル　　３０号Ｆ

　まだ…都電が走っていて…タクシーなど、特殊な乗り物（？）でした！！
国産のマイカーなど、殆ど無く…フゥオードやシボレーの外車でした・・・。



　京橋風景　　３０号Ｍ（変形）

京橋風景　　３０号変形油彩

大変な、変形画面です。 ----------------------- 有り合わせの、ボードに描いたものです・・・ 当時の京橋は、こんな風情でした・・・ 遠く見える橋が、いまのＪＲ線で・・・ つきあたりの青い森が皇居です。 　同じころ描いた「東京駅遠望」４号は売却・行方不明です…